栗ちゃんのヘルニアのときのこと⑦ 少し落ち着いてきた日々

栗ちゃんは新しい病院に転院して、リハビリをやりはじめたよ。ヘルニアを発症した日から少しずつそんな日々にも慣れてきた。どんな治療をしていたか書くよ。

目次

新しい病院では

新しい病院で、栗ちゃんがどんな治療をはじめたか、書くよ。

レーザー治療

新しい病院とリハビリ施設と通っていたとき、
また少し栗ちゃんに痛みが出たことがあった。

コルセットを付ける前で、リハビリの施設でバランスボールを使ったリハビリをやってもらった後だったと思う。

それで、コルセットを付けて腰が安定するまでは、
あんまり激しいリハビリはしない方が良いってことで、
病院ではレーザー治療をしてもうことになった。

レーザー治療は痛くはなくって、
じんわりあったかいから、むしろ気持ちが良いはずだよって先生が言うんだけど、
栗ちゃんは必死に逃げようとしていたよ。

先生に、痛くないでしょっていっつも呆れられていましたよ。

このレーザー治療にね、毎週通っていた時期があったのだよね。
レーザー治療は、別に毎日やっても問題ない治療だから、
来れるだけきてねって言われていて、
土日の休みにずっと通っていたよ。

病院は、最寄りの駅から結構歩くんだけど、
真夏に通うのはほんとに辛かったよ。

真夏は、栗ちゃんのキャリーケースの中が暑くならないように、
アイスノン的なやつとか、そういうのをたくさんいれて、
水もたくさん持って。

一度、「こんな暑い日に連れてきて、栗ちゃん大丈夫なの??」と、
先生に心配されてしまい、反省しました。

一応、暑さ対策は万全のつもりだったんだけど、
とにかくリハビリに通うことに必死過ぎて、
栗ちゃんにかわいそうなことをしていたのかもしれない。
わたしのばかやろう。

しかし、ほんとに頑張ってたよね。
栗ちゃんも私もえらいぜ。

マッサージ

リハビリ施設のゴッドハンドの先生が、
偶然なのか何なのか、この病院に定期的にきていたので、マッサージをしてもらったよ。

ゴッドハンドは平日が主だったので、なかなか行けるときがなかったけど、
栗ちゃんがお泊りするときとかにゴッドハンドがいたら、マッサージをお願いしていたよ。

あとは、ゴッドハンドじゃないスタッフさんも、マッサージを伝授してもらっていたので、
スタッフさんがやってくれるときもあったよ。

プールやお風呂でリハビリ

水流のあるプールで、栗ちゃんを歩かせるというリハビリ。

これはリハビリ施設と病院に隣接している施設の両方にあった。

プールはすごく良いよって言われていたんだけど、
結局は1回ずつしかやらなかったな。

その代わりというのも変だけど、
お風呂もすごく良いって先生に言われて、お家でお風呂によく入れていた。

ちっちゃい湯舟を買って、下半身だけちゃぷんとね。

先生に、人間用のバスクリンみたいのがすごく良いって言われたので、
バスクリン入りのお風呂にちゃぷりんこしていたよ。

不思議なサプリメント

先生は、新しい治療も積極的に取り入れるタイプの人で、
あるサプリメントすすめられて飲んでいたよ。

名前は忘れたけど、
神経って一度ダメになったら復活はしないっていうのが医療界?では定説らしいのだが、
再生医療的なやつで、神経を再生させる効果のあるサプリメントなんだって。

日本では人間用には使われていない成分?で、
輸入しているのかペット用には日本でも売っているのか、よく分からないんだけど。

それを飲んでいたよ。

それがかなり高価で、お財布には結構厳しかったのだが、
がんばりました。

栗ちゃんはよくお泊りしたの

ちょっとリハビリとは関係ないけど、栗ちゃんはこの病院にほんとにお世話になったよ~。

ペットホテルもやっている病院で、栗ちゃんをよく預かってもらっていたのよ。
バンコクに旅行に行くときにね。

栗ちゃんは、排せつのお世話が必要なので、
普通のペットホテルの宿泊料金にいろんなお世話の料金をプラスするとすごく高くなってしまうので、入院費用を支払って泊まらせてもらっていたよ。

入院費用は、ホテルの宿泊料金よりは高いんだけど、
排せつのお世話と散歩とか基本的なお世話を含めた料金になっているから、
計算したらこっちの方が安そうだよっていうことになったの。

いつも、お泊りのときは、マッサージもお願いしていたから、
入院費用は結構高かったなあ。

私がバンコクで泊まるホテルの宿泊料金よりは確実に高かったよ。

でも、この病院は先生の自宅とくっついていて、
先生が夜も様子をちゃんと見てくれるから、安心だったんだよね。

本当にお世話になった病院です♪

数年したらコルセット効果も出てきたよ!

コルセットを毎日つけるようになって、正確にどれくらいかははっきり覚えていないけど、
たぶん数年???くらいかしら。

それくらい経ったら、栗ちゃんの腰が安定してきたんだよ♪

どういう現象かは、よくわかっていないんだけど、
先生が「いい感じだ!!」と喜んでいて、
「もうだいぶ腰が安定しているから、寝るときとかコルセットをはずしてもよいよ」って言ってくれたの。

嬉しかったよ~。

お散歩のときとか、お留守番のときは、もちろんコルセットつけるけど、
寝るときとか夜一緒にまったりしているときは、コルセットをとったりもするようになったよ。

ほんと~にコルセットには助けられたよ。

コルセットよ、ありがとう!!
そして、コルセットを使おうと思いついてくれた先生、ありがとう!!!

ヘルニアのときのことの記事は、一旦終わり~

これで、ヘルニアのときのことは、終わり。

ずっとリハビリは続いていくんだけどね。

この新しい病院も、その後また変わることになるんだけど、
とにかく本当にここの病院には助けられました♪

先生が、コルセットを試してみよう!って言ってくれなかったら、
どうなっていたのか。

麻痺はあってもまだ栗ちゃんは元気溌剌の時期だったので、
お泊りさせてもらって、バンコクにもたくさん行くことができた。

本当にありがとうございましたなのでした。


この「ヘルニアのときのこと」シリーズは、
書くのにだいぶ時間がかかってしまった。

最初の発症から手術のあたりは、涙なしには書けなかったよ。
でも、記録として残しておきたかったので、がんばって書いたぜい。

ヘルニアになるまでの生活や、
痛みがではじめたときや、
手術を二回受ける決断など、
思い出して後悔の気持ちでうぎゃ~となるときもあるけど、

でも、栗ちゃんの笑顔に助けられてきたよ。

わたしが栗ちゃんを支えないといかんのに、
栗ちゃんに助けられてばかりのわたくしなのでした。