明日という概念がない世界

会社の同僚は、保育園に通う娘さんのママ。

休憩時間などに、よく娘さんの話をしてくれる。

その中に、私がすごい衝撃をうけた
大好きなお話があるので、書こうと思います😊

明日という概念がない世界

同僚が、こんな事言ってました。

「ウチの娘が明日という概念を知らなかった時期は、
今を全力で生きていた」

って。

なにそれ?!!なんかかっこいいよ😲 

で、詳しく聞いてみると、こういうことだそうです。

たとえば、公園のすべり台で遊んでて夕ご飯の時間になって
「そろそろ帰ろう」
って娘さんに言ったとします。

娘さんは、まだすべり台で遊びたくて
「まだすべる」
と言います。

そして、お母さんが
「じゃぁ、また明日すべろう」
って言っても

「明日」って何か、娘さんは知らない。

明日っていつの事かわからないし、
どれくらい待ったら明日になるのか知らないし、
本当に明日がくるのか知らない。

次にすべり台をすべるのが、
そんな不確かな「明日」なんて
到底受け入れられない!!!

ということで

「やだー!!今すべるー!!」

ってなるんだって。

明日を知らない=今がすべて

なんか素晴らしい生き方だなぁって思って。

これが、本来の生き方なのかなぁと。

そして、私もかつてはそうやって生きてたんだなぁってなんか感動しましたよ。

明日を知ってしまった私は

明日って概念を知ってしまってから私は、
時間の流れを、昨日、今日、明日、、、って区切るようになって、
いつの頃からか、「明日は確かにくる」って思いこむようになって、

自分にとってどんなに大事なことでも、
日常のいろいろに流されて
「明日やろう~」とかって、
簡単に先延ばしにしているんだなって思った。

でも、本当は確かにあるのは「今」だけなんだよね。

「明日」どころか、「次の一瞬」だって
確かにくるかどうかは、わからないんだよねぇ~🤔

この話を同僚に聞いたことが、
私も、確かな「今」にもっと集中して、生きていたいって
強く強く思うきっかけになりました。

ちょっと話はそれるようですが
こないだバンコクに旅行にいったときは
テーマを「明日って何?!」にしました。

バンコクでは、毎晩毎晩ライブを見に行きます。
ライブ大好きです💖
同僚の娘さんのこの話を聞いて、
そのライブを全力で楽しむために、テーマを設定したのです~。

ライブは18:30から明け方までスケジュールぎっしりです。
疲れて足が動かなくなるときもあるし、
明け方には眠くなってしまうこともある。

さすがのわたくしも
「明日もライブやってるし、帰って寝ようかな?」って考えがよぎります。

そんなときに「明日って何?!」って自分に問いかけるわけです。

「明日」が本当にくるかは誰にもわからない。
もし明日が来なくても、私は満足した!!って思えるなら
ホテルに帰って寝ようではないか。

って感じです。

そうやって自分に問いかけて、
結局わたしは、ライブぜーーーんぶ見ました。
いやぁほんとに楽しかった💖💖💖

明日を知ってしまった娘さんは

同僚の娘さんは、今は「明日」を理解しています。

「娘さん、今を生きてる😊??」

ってこないだ聞いてみたら、

「いや、もう明日を理解して、うまいことやってます。」

とのこと。

ご飯でキライなオカズを残して
お母さんに「全部食べなさい」って怒られたときに

「明日たべる~」

って逃げるらしいよ😂

かしこいねぇ😂😂😂